がん・メンタルケアカウンセリング

がんと共生するために治療を継続していくと、治療による副作用や、痛みなどが生じ、生活へ支障をきたしたりすることがあります。身体的な苦痛だけでなく、さらに、精神的な苦痛も起こり、がんに罹患したご本人だけでなく、ときには、ご家族にも多大なストレスや、悩み、うつ症状が生じたりもします。

最近では、がんと診断されたときから苦痛を和らげるために緩和ケアを行うことが主流になっており、多くの医療機関でも緩和ケアに取り組んでいます。しかし、大きな病院になるほど、各々の診療科の専門医師によって、様々な薬が処方されます。その結果、がんの治療薬に加えて、たくさんの薬を服用することを余儀なくされ、更なる副作用で苦しむことこともあります。

長年にわたって、がん治療や、終末期の患者様の緩和ケアに携わってきた経験をもつ薬剤師として、「クスリ」は「リスク」になることを十分に認識しています。当サロンでは、薬剤師・心理カウンセラーが、医療機関とは異なった視点で、ご相談者様に寄り添ったカウンセリングを行っている、全国でも珍しい、「がんで悩む人のための心のカウンセリングサロン」です。がん治療で取り扱う薬についての知識も豊富ですので、お薬のことや、治療上でのお悩み事、ご相談などについても、第三者的立場でアドバイスをさせて頂いております。

がん患者がたどる心のプロセスとは?

がんと診断・告知されたあとの一般的な心の変化として、多くの人は、まずそのショックのあまり、がんであるということの事実を否定し、絶望感が生じます。そして、不安や心配、悲しみ、死への恐怖などにより、精神的に大きなダメージを受けます。また心だけでなく、抑うつ状態や食欲不振、睡眠障害など、体にも異変が起きていることに気づきます。その後は、少しずつ落ち着いて、本人自身が、がんであることを受け入れて、自分を取り戻し、がんと一緒に生きていくと決めて、徐々に準備を行っていく、立ち直りの時期に入ります。(1)

(1)Pfizer Oncology「心の負担を軽くするために」より
https://ganclass.jp/confront/diagnosis/burden.php

Price

カウンセリング

  60分:11,000円(税込)